2014.11.16 Sun
こんな時、あんなときの口……
ドライマウスは誰にでも起こる 唾液の分泌が減少す…
2014.11.16 Sun
口臭について知る
口臭が気になったら、あなたはどんな対策を取りますか?
まず思いつくのは……、
といったことではないでしょうか?
特に若い女性などは、朝晩の念入りな歯磨きはもちろん、口臭予防にランチタイム後にもしっかり歯磨きする人が増えていますよね。
口臭を気にしてさまざまなデンタル用品を準備し、1日にかなりの時間を歯磨きなどにかけている人も少なくありません。
でも、実は口臭をなくすためによかれと思って続けているこれらのケアが、間違っている場合が多いのです。
つまり「オーラルケアによって口臭が増している」可能性があるのです。
「歯磨きをしたばかりなのに、もう口の臭いが気になる……」
「こんなにケアしているのに、どうして口臭があるんだろう……」
このような経験をした人も多いのではないでしょうか。
それは、間違ったデンタルケアが招いた口臭なのかもしれません。
たとえば刺激の強い洗口液を使うと、口の中がスッキリして、口臭予防になるような気がしますよね。
でも、そのスッキリ感は一時的なものに過ぎません。刺激や香料で「効果があるように感じているだけ」という場合が多いのです。
それどころか、刺激の強い洗口液を使えば、口腔内の粘膜が荒れて、ボロボロになります。
そして、ボロボロになった口腔内は乾燥気味になります。
そうなれば、口臭の原因となる嫌気性菌が元気に活動し、臭気ガスを出すためにぴったりの土壌をつくってしまうことになるのです。
また、洗口液を使用することで、必要な菌(好気性菌)まで殺菌してしまう場合もあります。
さらに、洗口液を吐き出すときに唾液まで一緒に吐き出してしまい、嫌気性菌が増えて口臭悪化につながります。
ですので、口腔内の除菌や殺菌を勧める治療は絶対にしてはならないのです。
当院では嫌気性菌だけを選択的に活動を抑える治療を行いますので、それが『接近0cmで口臭0』につながるのですね。
1日の中で、口の中の細菌が最も少ないのはいつだと思いますか?
普通に考えれば、歯磨き直後だと答える人が多いのではないでしょうか?
ちなみに、一般的に細菌が最も多いのは起床後です。
睡眠時は唾液の分泌が抑制されるために口腔内の細菌が増えて、嫌気性菌が臭気ガスを発生させてしまうのです。
実は、細菌や微生物が最も少ないのは、食事中もしくは食事の直後です。
その証拠に、実際に食事をしている最中は、(にんにくたっぷりの餃子などを食べているのでもないかぎり)口臭が気にならないのではないでしょうか?
なぜなら、食事中はたっぷり唾液が出ているから、口臭がないのです。
ということは、食後すぐに歯磨きをしたり洗口液を使ったりすることは、大切な唾液を吐き出してしまうことにつながります。歯磨き後一時的にはスッキリしても、すぐに口臭がしはじめるのはそのためです。
また、歯磨きのしすぎや間違った歯磨きの方法を続けることで、口臭が悪化することもあります。
せっかく貴重な時間やお金をかけてオーラルケアをしているのに、それでは元も子もありませんよね。
このように、「口臭をなくしたい」という思いから一生懸命頑張っていたオーラルケアの習慣が、実は口臭の原因になっているかもしれないのです。
歯肉や口腔粘膜はとてもデリケート。
口腔内を清潔に、健康的に保ち、口臭を防ぐためには、正しい生活習慣とオーラルケアの知識を身につけなければなりません。
もちろん、デンタルケア用品も適切なものがありますし、歯磨きやうがいなどのタイミングや方法などによっても、かなり効果が出ます。
バイオクリニックでは、治療の一環として、患者さまに口臭を治療するための正しいオーラルケアや生活習慣をアドバイスします。
口臭をなくすための正しいオーラルケアを身につければ、口臭に悩まされない日々がやってくるでしょう。
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